
いまさらだがCC後のインフィルインタビュー一部抜粋
ミカについて
・「このキャラは最悪だ、ミカと対戦するのは嫌い。」
・「Eventhubsで対戦するのが嫌なキャラの投票結果を見たけど、
1位が4のブランカ(ラグ有)、その次がミカだった(ラグの有無にかかわらず)。」
・「ゼロ3ではこんなじゃなかった」
シーズン1のキャラランク
・「S1の終わりごろでは、トップは春、ミカ、キャミィだと思う。
それぞれがユニークな強さをもっている。次がリュウ、ケン、ネカリだろう。」
・「みんな自分のことをクレイジーで強キャラ厨だというのは分かっているが、
EVOの前ですらナッシュは中クラスだとおもっていた。」
・ナッシュは多くのキャラに対して強いが、シミーの欠如と色々な
ヒット&アウェイ戦術を継続してやり続ける難しさがキャラの強さを制限している
(1、2種類の強行動で立ち回れるキャラと比較して)
・ナッシュは歩きの速いキャラ(かりん、バルログ)やジャングラに対して
プレッシャーをかけ続けるのに苦労している、中Kや2中P、6中Kしか
本当に使える技がない。もしかりんに対してダッシュ投げをしようものなら、
立ち強Pのクラカンから大ダメージを負ってしまう。
Evoの時期
・「evoが終ればみんなナッシュを必死に研究するのは分かっていたので、
出来るうちにナッシュをやめなければならなかった。
幸運にもそれまでになんとかevoを勝つことが出来た。」
・「evoを観て「おいこのチープなキャラで勝てるぞ」と思ってナッシュを
やり始めたプレイヤーはナッシュの限界をすぐに悟ったと思う。」
・「evoの後、ほかのキャラの研究にすべての時間を費やした、
トップキャラとの対戦があまりにもきつかったからだ。
(ぼんちゃんとゆかどんがナッシュ使いとして自分を超えたのはそれ故だ)」
Crash
・「最終日、チームRazerはいくつかの理由で全く元気がなかった」
・「ももちとの決勝で敗れた後、かなり怒っていた。
ナッシュケンはOKな組み合わせだと思っている、とくに地上戦は…
でもケンがジャンプすると、9-1でケン有利になる。」
・インフィル、空中EX竜巻とそれに対してナッシュはひたすら逃げるか
前ダッシュするしかない事、それでも竜巻はときどきナッシュの後頭部に
ヒットすることに10分の間、不満を言う
・ラシードなら前進するには少しましだがそれでも脅威は残っている
・「決勝戦の間、ももちとシャオハイを観にきたCSGO勢を見ている自分に気づいた。
もちろんハイレベルプレイヤーにとってはゲーム中の複雑なじゃんけんだが、
彼らにとってはももちは90秒ただ行ったり来たりしながら
中Pを押しているだけに見えたに違いない。
これを見て一体全体SFVをどんな風に思っただろう?」
・「これがこの前後の時期に思っていたことだ、
このゲームの強キャラの立ち回り方は好きじゃない」
ドバイ
・ケンと対戦していくつかの問題に直面した後(特にももち)、
ラシードがケンのプレッシャーのかけ方に対してとても有効なことに気づく。
・ラシードケンのダイヤは5-5だと思っていた、ケンが一発当てる=終わりで、
ラシードのVリバサはケンのVトリガーのプレッシャーや空中竜巻のような
多くの行動に対して反対側に行くことが出来るので無傷で切り抜けられることができ、
相手が対応するには少しの選択肢しかないくらい十分な距離を取ることができるから。
ナッシュのVリバサは少し距離が近いし遅い=Vリバサの後
少なくとも1回のプレッシャーを受ける。
・なんとか複数キャラを使い分けてかぶせができていて
全体的にはうまくやっていたと感じている
えいたについて
・「この男はクレイジーだ。でもとても良いプレイヤーだ」
・「あのプレイスタイルをまねしようとしたら多分その前に死ぬだろう」
・「ただ正直なところ、このゲームではあんな風にちょっとだけ
大胆にやることでごまかせる」
SEAM
・ラシードを使って本当にうまくやっていると思っていた、ももち戦でさえ、
しかしごちゃごちゃのなかでのとばっちり(空中竜巻?)からすべてが悪くなっていった
・そのような方法で勝ちをかっさらうケンの脅威から
ラシードとケンのダイヤを6-4でケンに修正した
カナダカップ
・外的な要因が(飛行機などなど)大会に向けて心理的に悪影響を及ぼした
S2での変更について
・「カプコンは大勢の意見に沿って、
ナッシュをもう少し深く考察するかわりに弱くし過ぎたと思う」
・「ナッシュの前後ダッシュはかなり遅くなった、
ムーンサルトは(立ち上がりの)フレームが増えている」
・「基本的にナッシュは死にキャラになってないか?」
・「ボンちゃんは本当に、本当によくやっていると思う(トップフォームだ)
しかしそれでも結果的にこのキャラで苦労している」
・「みな自分の狂ったようなラシードについてコメントしているけど、
あれがラシード-ナッシュ戦で通用するやり方の一つなんだ。
ラシードは大胆なことを実行しないといけない」(ボンちゃん対インフィル)
・「ラシード使いが時々EXミキサーをパナすのは知っていたけど、
もっと使われるべきとても良いアイデアだと思った。
だから使い続けて相手は食らい続けた、全く安全じゃないけど、機能した。」
・「春麗対ナッシュは…かなり考え抜いた。「一体どうやって勝てというんだ?」とね。
あまりにもナッシュに不利だと感じた。
まず、春麗は気功拳ゲームでナッシュに負けることはない。
EX気功の場合は、追いかけて強引に距離を詰めることが出来る。
低空百裂に対しては2中Pを一回当てる以外にないのでリスクリターンは良くない。」
・「春麗使いはジャンプもよく使う。ジャンプされるといつもきつい。
強キックは本当に下に伸びるので、ジャンプの後めちゃくちゃ早く当たる。
対空がとても難しい。さらに春麗使いは低空百裂を初期条件として使ってくるので、
ジャンプを見てから「よし低空百裂でないな」と判断するのに一瞬時間がかかって
もうその時には既に春麗は目の前にいる。低空百裂はこの読み合いを
可能にしている。これがなかったら、ジャンプ攻撃はあまり怖くないだろう。」
・「速い速度で歩いてくるので地上戦でだらだらすることも不可能だ。」
・「なぜまだナッシュで戦っているのかというと今まで使ってきたキャラで
一番この組み合わせが良く分かっているからだ。
対春麗で他のキャラは練習すらしていない。(ラシード、バルログなど)」
アジアファイナル、マゴ対MOVなど
・「マゴは良いプレイヤーだと思う、またかりんは春麗に対してとても相当やれる。
かりんは大蛇(本当に強い技)のおかげで気功拳を恐れない、
そして地上戦でも負けない。立ち強KとVスキルもすごく強い。
わずかに弱い対空を除いては、攻撃のポテンシャル面は手堅い。」
・ではなぜかりんを使わないのかという質問に対して
「かりんを使って何となく好きになれない何かがあった。
でもクリスマスコスチュームは好きだよ」
カプコンカップブラケット
・「まずくじ運、または運それ自体について話したい。今まで対戦してきた相手なら
(例えばGO1やえいたなど)申し分なかっただろう。しかし最初に、DR Rayと決まって
バルログ対策をやった。そしたらあまりにも突然にHumanbombとの対戦に変わった。
すぐさま一番きつい相性の一人とやることになったんだ。さらに加えて、
Humanbombはクリスウォンとよく練習している。ブラケットが基本的に
ナッシュでいくには一番難しいところになったんだ(一番目の対戦で)」
・練習する十分な時間がなかったので相手が一番分かっている
ナッシュで行くしかなかった
・Humanbombがジャンプを多用するのは分かっていたし、対空も試みたけど、
結局は多くが相打ちに終わった。とても難しかった。」
・「最後の気功キャンセルCAのところは読めていたけど、
春麗がちょっと下がって歩きは早すぎて、下がったところで気功にジャンプで
突っ込んでしまって、あれはそういうことさ」
・「そしてルーザーズでルフィーの代わりにマゴと対戦した、
だからすべての面で不運だった。」
CCとブラケットの結果について(彼とときどなど)
・「勝負の世界だから、こういうことは起こりうる。
ベストを尽くしたけどうまくいかなかった。
ちょっとだけがっかりしたけど、起こったことはしょうがないさ。」
・多くのブラケットが最後の瞬間で変わった、
(シャオハイ、ときど、インフィル)のはちょっと不快
・「全試合3戦になるのは絶対に良い。」
・プレイヤー達(?)はPlaystationExperienceのイベントに到着前に
CCが1日でなく2デイトーナメントになるとまえもって知らされていなかった
(情報は主にトレイラームービーを通じてだった)
・CCはあまりにも長すぎた。多くのプレイヤーが大会期間の長さを嫌っていた
(今シーズンのCPTで最も長い一人で座っている/プレイしている
/配信している時間の長さ)
・準備/休憩エリアは2階でいくつかのゲームシステムと椅子が2つ、
休憩場所というよりも座る場所で、12時間以上いるには長すぎた。
・あちこちに欠陥はあったが概して「カプコンが視聴者に気を配っていたのは
良かったが、PlaystationExperienceのスポットライトに当たるためだけに
1年間ハードワークしてきたプレイヤー達のこをと考えた…
彼らがもう少し良い扱いを受けられたはずの。
・「すべての試合が配信されていたので、(一度に一試合)1試合やって四時間待って、
繰り返し、のサイクルだった。」
・「後でカプコンのコミュニティーに対するアプローチについての考え
(良い面と悪い面)をもっとパブリックで適切なインタビューをやろうと考えている」
・「SFVはカプコンの期待とは外れたところに行ってしまったと思う。
SF4は「良いゲームを作ろう」っていうごく普通のアプローチを取った。
5では4がとてもEスポーツ的になったのを見てマーケッティングから
さらに先の別のことをやった。
このアウトリーチは良かったと思う。そのうえでSFVは馬鹿馬鹿しい程早く
リリースされた(あまりにも早すぎた)。
CPTのシステムを立ち上げてみんなにアピールしながら
ゲームも運営したことに関しては上出来だったと思う。
カプコンの評判は傷ついたけど、ツアーはある程度成功だったと思う。」
・インフィル、様々なコミュニティを根付かせる強いブランディングへの希望を語る
・「ドゥが優勝したのは良かった、SFVはある程度は北米のゲームであるということを
カプコンは見せる必要があったから
。開発は日本だけれども、ある度合において(大会やイベントの場所など)
みんなはSFを北米と深い関係にあるとみているからだ。
ドゥとリッキーがアメリカ人はやれると証明したことで
今から(北米にとって)良くなっていくだろうと考えさせられた。」
ナックルドゥとガイルについて
・「ミカでうまくやっていたと思うけど、結局はただのミカだった。」
・「でも彼のガイルは特別だ。本当にうまい。」
・ガイルは攻撃的なアプローチは良くないので彼自身はガイルをプランなしで
使っている。出来るなら距離を詰めて殴り合いをするのが好きだけど、
遠くからソニックを撃つだけというのは彼のスタイルではない。なぜバルログに
注目していたかというのもその理由だ、地上戦で殴り合うことが出来るキャラだから。
ナッシュも同じ-ソニックを撃ってから距離を詰めることが出来る。
リッキーについて
・「たくさんの女性がリッキーにおおきな歓声を上げていた」
・リッキーは本当に良い奴(ファンや友人に貢献している)
・弱体化ファイター5になるだろう(Nerf Fighter V)
以下キャラごとの考察が長々と続くが省略
・「カプコンはあまりにも変えすぎている。SFの歴史から離れている(無敵なしの昇竜)」
・カプコンはSFVを作った最初に段階でこう言った、セットプレイを無くして重ね
/ダウンを公平にしよう。でもゲームが出るとみんな投げループやほかの悪さを
あやゆるところでやっている(弱P対空も)
みんなは凄く不平等だと感じた、だから弱対空を弱くした。」
・「でもそれはすごくおかしなことだ、これは強すぎる、だからなくそう、
あれも強すぎる、じゃあそれもなくそう、それじゃあこのゲームは凄く(意味不明)
・「キャラ替えをするプレイヤーは多いと思う、特にミカ使いは、でも、それで自分は
面白いゲームになると思う、今のどのキャラもやっていて楽しめない、
ただ地上戦でヒット&アウェイをするバルログみたいなのはいくらかか楽しい。」
・「今のSFVはちょっと…クリーンすぎる(too ‘clean’)。」
視聴者1「そうだ、CCのグランドファイナルのことで言えることはあまりなかった、
クソ!画面端!ううっ!KO!」
インフィル「うん、ちょっとあんまりだね、ハハ」
・「でもS2はもう少し間合いに焦点が当たると思う」
・「ガイル、ベガ、ダルシムは超強くなると思う。ネカリ、春麗、
キャミィは強いままだろう、ゴウキはまだわからないだから…」
・「多くのセットプレイがなくなって間合いが重要になるということは
上に挙げた3人のキャラはもっと強くなるだろう、わかる?」
・「問題点はそういう種類のキャラクター達-ガイル、ベガ、ダルシム-
が強くなりすぎると、ゲームは内部破裂を起こしてしまうと感じていることだ
だから調整は慎重に行わないといけない、
もしガイルが強くなりすぎたら、ゲームにとってとても危険なことになるだろう。」
・「だから今回は、考え方を変える-間違いなく強キャラを使うよ。」
・「S2はもし使っていて心地よくなくても(ミカみたいに)、(トップクラスなら)使うよ。」
・「これがCC決勝をみて思ったことだ、すごくイライラした。
「なぜこんな難しいキャラを使い続けなくちゃいけないんだ?
一番チープなキャラで勝つべきだ」こういう考えが浮かんだんだ。」
・この3つの発言は主にインフィルのプロとしての考え方であって
彼の個人的な好みによるものではない
・「率直に言ってものCCファイナルがああいうことになってすごくがっかりした。」
(ゲーム視点で)
・「ドゥがガイルを選んだときは凄くうれしかった、
ゲーム中で彼のスキルを見せることが出来る。でもミカは…」
・「リスナーはワオ、なんでミカをそんなに嫌っているんだ?と思うかもしれない、
ただミカ使いじゃなくてキャラクターとしてのミカが好きじゃないって
繰り返しているだけなんだ。」
・ナッシュリスナーから献金-“We can’t lose you, Infiltration”
(ナッシュのゲーム内セリフ?)
「ハハ、実際にナッシュは本当好きなキャラなんだ、クールなキャラだ、
でも…もしカプコンが使うなって言い続けたら…」
https://www.reddit.com/r/Kappa/comments/5hcnq8/infil_team_spiritzero_postcc_interview_bits/
インフィルの訳さんきゅうな
楽しく読めた